今回は金属の2色使いとダイヤの留め方が可愛らしい指輪をご紹介いたします。
埼玉県狭山市からお越しのお客様が手作りされた結婚指輪の奥様の指輪です。
ご夫婦の苗字に『月』が入っている事から、月をモチーフにした指輪にしたいというご希望がありました。
「月の模様を彫ろうか」「指輪自体の形を三日月の形に削ろうか」等々アイデアを出し合って打ち合わせをいたしました。
「でも飽きがこないシンプルな形がいいよね」とお二人の共通のご希望があったので、さりげなく月っぽい形を取り入れることに。
奥様はお写真のように月のような形の枠にダイヤを留めて、旦那様はその月型の枠を手で彫る事になりました。
奥様の方は職人に月の形のような枠に石留めしてもらうように依頼するので、「僕の方が難易度が高くなっちゃうね 笑」と心配していましたが、「手伝うから頑張ろう」と奥様が優しく仰っていました。
ご制作中は本当に仲良くお互いに難しいところは助け合いながら、スタッフもお手伝いしたりお二人のご制作風景のお写真を撮ったりしながら和気藹々とした雰囲気でした。
リングを削る事に慣れてくると、お二人ともお互いの写真を撮り合う余裕も出てきましたよ。
「こんなに真剣な顔見た事ないよ 笑」とお互いに笑い合っていました。
リングの側面の一部に少し傾斜をつけて、その部分をデザインの主役である月の形にされました。
さりげない月のシルエットがとっても素敵なリングが完成です!
金属はプラチナを選ばれましたが、
「せっかく頑張った部分だから目立たせたいな」という事で、旦那様はリング側面から月の形の辺りをイエローゴールドに、奥様はピンクゴールドにコーティングされる事にしました。
確かに頑張った部分が引き立ってデザインのポイントになりましたね!
お二人で頑張って作られた指輪をいつまでも大切に、末長くお幸せであります事を心よりお祈りいたします。
ご来店いただきありがとうございました。