大阪府からお越しのご夫婦が手作りされた結婚指輪のご紹介です。
キルティング生地のような模様が特徴的な存在感のある結婚指輪です。
語学学校の講師をされているアメリカご出身の旦那様と以前はバンドをしていたというカッコいい奥様。旦那様が来日された直後に大阪のアメリカ村のライブハウスで運命的な出会いをされたお二人です!
デザインはすでにお決めになられてご来店されたお二人。「好きなバンドのイニシャルを結婚指輪に刻みたい!」とのことでした。キルティング生地のような模様とご紹介しましたが、実はお二人にとっては大事な意味のある模様なのです。おわかりになりますよね?そう!あのバンドです!思いの込もった素敵なデザインです!
今回、お二人はワックスを交換して旦那様が奥様の指輪を、奥様が旦那様の指輪を手作りされることに。機械化が進む世の中で、手作りは手作りした方の温もりや息遣いも感じていただけます。交換してお作りしていただくと尚一層、愛着の湧くものとなります。
「幅広でプクッとした感じにしたい!」とのご希望でしたので、幅は太めに厚みもたっぷり残してワックスを削っていただきました。お好みの太さに削っていただけるのも手作りの良さです。
形が出来上がれば、いよいよ一番大事なイニシャルを彫る作業です。細いヤスリで丁寧に丁寧に彫られていきます。お二人ともにとても上手です!!バンドではギターが担当だったという奥様とやはりギターが趣味の旦那様。指を使って演奏されるので、さすがに手先は器用ですね。大好きなバンドのお話などをされながら、手作りをお楽しみいただきました。
プラチナ950の素材の良さが映える華やかで存在感のある結婚指輪となりました。
お二人の夢はギターで曲作りをされることだとか。この結婚指輪をされて素敵な曲を作ってくださいね。
当工房で結婚指輪を手作りいただき、誠にありがとうございました。
末永くお幸せに!!