毎日つける結婚指輪だから

手作り結婚指輪 太め コーティング

今回ご紹介の存在感ある結婚指輪は姫路市からお越しのカップルの女性の手作りです。まるで手作りとは思えない完成された出来映えに大満足のお二人でした。

お二人は半年程前から結婚指輪は手作りにしようとインターネットで沢山の手作り指輪のサイトを比較検討され当工房に辿り着いたとの事でした。いつも身につける一生物の結婚指輪だからこそ絶対に妥協したくないというお二人の信念が伝わって参りました。

「結婚指輪ってファッションリングと違って意味のある指輪じゃないですか。二人とも普段指輪をしないので余計にこだわりたいと思いまして。」「毎日見ていても、これにして良かったって思えるものが作りたくて。なのでデザインは別々で考えています。」手作りなら結婚指輪でも別々のデザインが可能ですし自由にご制作頂けます。

早速お二人の希望のデザインを伺うと彼氏さんはシンプルな太めの平打ちデザイン、彼女さんが甲丸に縁が付いた太めのデザインという事でした。お二人の手は大きく指もすらっと長いので太め希望は納得でした。よくお似合いになると思います。

縁をオプションで職人に任すか悩まれていましたが、ご自分でかんばってみたいと言われたので私もお手伝いして制作することになりました。分厚い太めのワックスを持ってスタートしました。工房にあるだけの色々な種類のヤスリを駆使して縁になる部分を避けながらメインになる内側の甲丸を削り出し、丁寧に少しずつ進めて作業していきました。彼女さんが縁の部分に取り掛かる頃には彼氏さんの平打ちは完成していました。

「ごめん!待ってて!」「気にせんでええよ。ゆっくりやりや。」と関西弁で優しい彼氏さん。彼女さんも安心されたのか表情も柔和になりリラックスして縁の部分に挑みました。縁と甲丸の境目をくっきりさせる為に先の尖ったものでまっすぐ慎重に掘り進めていきました。隣で彼氏さんは写真を撮りながら「そんな真剣な顔初めて見たわ!ええやん、職人みたいでかっこいいで!」と冷やかしておられました。

時間は少し掛かりましたが丁寧に慎重に作業されたのでとても良い感じに仕上がりました。ご本人も「買ったやつに負けへん感じに出来たー!才能あるんちゃう!」とテンション上がって関西弁で喜んでおられました。お二人とも完成したので(ワックスが割れてしまわない様に)小指にはめて記念撮影を致しました。

彼氏さんがプラチナを選ばれたので、彼女さんもそこはお揃いでプラチナに。ですが縁の部分と内側はピンクゴールドのコーティングをされることになりました。頑張って作った縁が映えること、間違いないですね!

宝石を留めたり、手描きの刻印を入れたりと指輪が完成した後も工房へ指輪をお持ち頂くとオプションを追加する事が出来るのも当工房の特徴です。お二人の指輪なら宝石を留めるのも良さそうですね!是非、記念日などにお考え下さい。少しずつ指輪のアップデートを楽しむというのもいいものですよ!

沢山のお店の中から当工房をお選び頂き、誠にありがとうございました。どうぞいつまでもお幸せに!

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